キリスト教
キリスト教の記事一覧
洗礼とは|キリスト教の入信儀礼を解説
洗礼は、キリスト教の入信に際して授けられる中心的な秘跡・礼典であり、ギリシア語のバプティスマは本来「水に浸す」を意味します。水で身を清める儀式という見え方の先には、信仰告白を伴ってキリスト教共同体に加わる入信儀礼という核があり、水・信仰告白・共同体加入が一体になっている点を押さえると全体像が見えます。
新約聖書とは|27巻の構成と福音書・使徒の手紙
新約聖書は、イエス・キリストの誕生後に記されたキリスト教の正典であり、ヘレニズム時代の地中海世界で通じたコイネーギリシア語で書かれた27巻から成ります。福音書4巻、使徒言行録1巻、書簡21巻、ヨハネの黙示録1巻という4つの地図に分けて見れば、巻数の多さで立ち止まりがちな初学者でも、
トマス・アクィナスとは|神学大全と理性
トマス・アクィナスは、1225年頃に南イタリアのロッカセッカ城に生まれたドミニコ会修道士で、アリストテレス哲学とキリスト教神学を総合してスコラ哲学を集大成した神学者・哲学者です。
アッシジのフランチェスコとは|清貧の聖人の生涯
アッシジのフランチェスコは、1181年頃にイタリア中部アッシジの富裕な織物商の子として生まれた中世イタリアの修道士で、のちにフランシスコ会を立ち上げた人物です。旧市街を歩くと、丘の斜面に張りつくようなサン・フランチェスコ聖堂と、谷を見下ろすサン・ダミアーノ聖堂の距離感が、
カルヴァンとは|宗教改革と予定説を解説
ジャン・カルヴァンは、1509年にフランスのノワイヨンで生まれ、ジュネーヴで宗教改革を主導したルター、ツヴィングリに続く第二世代の神学者である。法学と人文主義を学んだ知識人が、1533年頃の突然の回心を機に福音主義へ転じた経緯は、人物像を理解するうえで欠かせません。
アウグスティヌスとは|キリスト教神学の父
アウグスティヌス(354年11月13日〜430年8月28日)は、北アフリカ・ヌミディアのタガステに生まれ、ヒッポ・レギウスの司教を務めたキリスト教の神学者・哲学者である。西方ラテン教会で最も影響力をもつ教父とされ、告白神の国を残した人物として、まずその輪郭をつかんでおきたい。
天使の階級一覧|大天使ガブリエル・ミカエルの役割と9つの位階を解説
キリスト教の天使の階級を宗教学的に解説。熾天使・智天使・座天使など9つの位階の意味と、大天使ガブリエル・ミカエル・ラファエルの役割・聖書的根拠を中立的視点でわかりやすく紹介します。
公会議とは?キリスト教の正統教義を決めた歴史的会議を解説
公会議(こうかいぎ)はキリスト教の最高会議で、三位一体説・ニカイア信条などの正統教義を定め、アリウス派・ネストリウス派などを異端と認定した。325年の第1ニカイア公会議から現代まで、その歴史と意義を学術的に解説。
聖母マリアとは?イエスの母の生涯・信仰・教派別の解釈を解説
聖母マリアはイエス・キリストの母として新約聖書に登場するユダヤ人女性。受胎告知から被昇天まで、カトリック・正教会・プロテスタント・イスラム教での位置付けの違いや、ルルド・ファティマ・グアダルーペの出現事例まで学術的に解説。
三位一体とは?図解で意味と成立史を解説
三位一体とは、唯一の神を父・子・聖霊という三つの位格として理解する教義です。まずは「1つの本質としての神」と「3つの位格」という関係図を置き、同時に「三つの神」という三神論でも、「一人の神が場面ごとに役を変える」という様態論でもないことを押さえると、要点が整理され理解の見通しが立ちやすくなります。
クリスマスの本当の意味|起源と12月25日の理由
クリスマスはイエス・キリストの降誕を記念する祭日ですが、聖書そのものには誕生日の特定日は書かれていません。教育の場ではしばしば、「誕生日パーティーの日」ではなく「お誕生をお祝いする日」と表現すると、祝日の宗教的意味が伝わりやすくなります。
キリスト教の宗派一覧|世界の分布と特徴
ローマ教皇ロシア正教会福音派ペンテコステが同じ報道に並ぶと、同じ階層の語なのか分かりにくく感じる読者がいます。初学者向けの説明では、地図と系統図を重ねて示すことで混線を整理する手法が有効です。本稿でも同様の構成で整理します。 軸になるのはカトリック、東方正教会、プロテスタントの三大系統です。