ユダヤ教

ユダヤ教の記事一覧

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シナゴーグは、ユダヤ教の会堂であり、ギリシャ語のシュナゴゲー(集会)とヘブライ語のベイト・クネセト(集会の家)に由来する呼び名を持つ施設です。比較宗教の入門講座では、教会とシナゴーグの違いが分からないという質問が最も多く、そこをほどく鍵になるのが、祈り・学び・集いの3機能を兼ねる場だという理解でしょう。

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ラビは、ヘブライ語のラブ(rav=師)に由来し、「我が師」を意味するユダヤ教の宗教的指導者である。もっとも、その本質は牧師や神父のような聖職者ではなく、ハラハーを解釈し、人々に教える教師にある。 この理解は、紀元70年の第二神殿崩壊を押さえると一気に見通しやすくなります。

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安息日(シャバット)とは、ユダヤ教で週の第7日にあたる土曜日の聖なる休日であり、ヘブライ語の原義は「中断する・やめる・休む」です。金曜日の日没から土曜日の日没まで続くこの日には、単に仕事を休むだけでなく、一切の労働を止めて神と家族に立ち返るという意味が込められています。

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カバラとは、ユダヤ教の神秘思想であり、ヘブライ語の動詞キッベール(受け取る・伝承する)に由来する「受け継がれた伝承」を意味します。占いやタロット、創作作品で知られる「セフィロトの樹」の背景には、律法を学ぶ顕教的なユダヤ教の裏側で、神と世界の隠れた構造を探ってきた秘教的な思想があるのです。

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メノラーとは、ユダヤ教を代表する7枝の燭台であり、中央の軸から左右に3本ずつ枝が伸びる聖なる器具です。出エジプト記25章に遡るこの燭台は、モーセに純金での製作が命じられた神殿祭具として記され、7という数と結びついたユダヤ教最古級のシンボルになりました。

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ディアスポラとは、ギリシア語で「散らされた者」「散在」を意味し、本来はパレスチナ以外の地に住むユダヤ人を指す語です。七十人訳聖書に14回現れ、初出が申命記28章25節だと押さえると、この語がニュースや世界史でどう使われるかが一気に見えやすくなります。

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トーラーとは、ユダヤ教で「教え」「指示」「手引き」を意味する聖典で、ヘブライ語原典では堅い掟集というより、人生全体を導く書として読まれてきました。中東宗教文化を研究する立場からヘブライ語の冒頭語ベレシートを目にしたとき、書名が内容の要約ではなく最初の単語そのものだと知って驚いた経験があります。

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トーラーは、ユダヤ教の聖典の中核を成すもので、旧約聖書の冒頭5書である創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記を指します。ヘブライ語で「教え」「指示」を意味し、英語ではLawと訳されますが、その射程は単なる律法より広く、ユダヤ教の正典タナハの最初の一部にあたる言葉です。

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旧約聖書とは、天地創造からイエス・キリスト誕生の約400年前までのイスラエルの歩みを記した文書群で、本文の大部分はヘブライ語、ごく一部はアラム語で書かれています。美術館でカラヴァッジォのイサクの犠牲やレンブラントの旧約画の前に立つと背景の流れが見えず戸惑いますが、その全体像をつかむには、

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ソロモンは、古代イスラエル統一王国の第3代王で、ダビデとバト・シェバの子として父の後を継いだ人物です。紀元前971年頃から前931年頃とされる在位のあいだに王国は建設と交易で黄金期を迎え、名は「平和」を意味する語と結びつけて語られます。

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ダビデは古代イスラエル王国の第2代の王で、サウルの後を継いで統一王国を築いた人物です。在位は約40年と伝えられ、紀元前1010年頃から前970年頃に置く説が広く用いられています。 ダビデの名は聖書美術や映画でよく目にしますが、その生涯とユダヤ教における重みまで結びつけて理解している人は多くありません。

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タルムードはユダヤ教の口伝律法(ミシュナ)とラビの注釈(ゲマラ)を集大成した聖典。6部門63巻・約1万2000ページに及ぶ膨大な知恵の書の構成・歴史・日常生活への影響を学術的に解説します。